主な芸歴

三歳より日本舞踊をはじめる。花柳流家元より花柳比奈代の名を許され、花柳比奈代日本舞踊研究所を開設。日本大学芸術学部 演劇学科 日本舞踊コースを卒業し、子弟の指導に当たると共に、インターパシフィック国際高校理事・講師や、八王子市社会教育委員会委員を歴任し、日本舞踊の教育・普及に努める。舞踊家としては、国内及び海外公演を積み重ね、古典舞踊から創作舞踊に力を注いでいる。2002年より振付・所作指導、演出なども手がける。2007年、花柳比奈代改め花柳貴比となる。

花柳 貴比

主要活動

海外活動

 
1988年 香港演芸学院主催 国際舞踏節参加
1988年 中国敦煌・トルファン学会参加
1998年 中国「伝統芸能5人の会」随行参加
    (三隅治雄、観世清和、野村万作、杉浦弘和、
     堅田喜三久、花柳千代)

1991年 米国カリフォルニア州立高校にて日本舞踊
    特別講師として招かれる

1992年 1993年 北京・敦煌、敦煌研究院にて
    「筝曲・六段」を踊る

1997年 中国「大敦煌」北京公演出演
1998年 トルコ・ギリシャ公演 日本文化会館
    オープニングセレモニー公演「晴天の鶴」

    トルコ・アンカラ大学にてワークショップ
2005年 ドイツ・シュレスビィヒ・ホルシュタイン
    音楽祭参加

2006年 カナダ・万国博覧会日本館特別公演参加
2006年 タイ・バンコク 
    
タイ・日本二都物語「羽衣天女」公演
    プーミポン国王即位
60周年記念行事
2007 タイ・バンコク
    和楽
You公演(王立舞踊学校・大学)
2010年 ポーランド公演  インドネシア公演
2012年 ポーランド・ラトビア公演
2014年 フランス・パリ、ボルドー公演

国内活動

○ NHK・TV出演

○ 国立劇場主催公演出演

○ 東京新聞社主催公演出演

○ 文化庁芸術祭参加

○ 文化庁支援事業
 
「伝統文化こども教室」日本舞踊八王子 講師

主な活動記録

NHKでの大和楽「うぐいす」より

第一期 研究所を開設~花柳比奈代として

1963年 藤間勘我峰師入門、日本舞踊手ほどきを受ける  
1978年 花柳千代師入門 
1981年 花柳流より花柳比奈代の名を許される 
1982年 日本大学芸術学部日本舞踊コース卒業 
1984年 花柳流師範、専門部を許される 
1985年 東京新聞主催 全国舞踊コンクール 第一位 
     文部大臣奨励賞 受賞 
1985年 花柳比奈代 日本舞踊研究所 開設 
1986年 第一回斉藤耕一監督演出「日本舞踊普及の会」踊りのこころ主催 
1987年 第二回斉藤耕一監督演出「日本舞踊普及の会」踊りのこころ主催 
1988年 インターパシフィック国際高校顧問・講師に就任 
1990年 長唄囃子 福原鶴芳の名を許される(福原鶴二郎師取立) 

1992年 NHK「芸能花舞台」出演 大和楽「うぐいす」を踊る 
1994年 NHK「芸能花舞台」出演 長唄「島の千歳」を踊る 
1994年 第三回「日本舞踊普及の会」踊りのこころ ひなの会主催 
     新作「天狗」作詞・構成・振付:花柳比奈代 
1997年 NHK日中国交25周年記念公演「大敦煌」出演 
1998年 NHK文化センター講師(2002年迄) 
1998年 第四回「日本舞踊普及の会」踊りのこころ ひなの会主催 
    「雪二大題」 
1999年 NHK「芸能花舞台」出演 新内「広重八景」を踊る

1999年 第五回「日本舞踊普及の会」踊りのこころ ひなの会主催
    新作「楊貴妃」
    作詞・構成・振付:花柳比奈代(東洋信託文化財団助成事業・八王子市文化振興財団共催)
 

2000年 東京新聞「優秀指導者賞」並びに「みやこ賞」を受賞 
2000年 国立劇場主催「明日をになう新進の舞踊・邦楽の会」で長唄「娘道成寺」を踊る 

タイ公演「羽衣天女」

第二期 振付・演出の開始と地域連携

2000年 八王子市 社会教育委員に任命される 

2000年 花柳比奈代後援会「ひな櫻の会」発足、
    後援会主催会「花柳比奈代の踊りを観る会」を開催 

2001年 八王子市文化振興財団主催公演にて
    新作「綾織姫」を発表する
     作:三隅治雄 構成・振付:花柳比奈代 
2001年 八王子市文化振興財団主催公演にて
    新作「八王子織姫再誕」を発表
    作:三隅治雄 演出:伊藤釈 構成振付:花柳比奈代 

2002年 NHK「夏だ祭りだ踊りに行こう」
    放映テキストの編集(各地の民謡・舞踊を取材) 

2002年 八王子市在住の伝統芸能伝承者の会
    「綾織の会」を結成 
2002年 「綾織の会」結成旗揚げ公演
    「多摩の伝統文化を教育の場へ」開催 
2004年 八王子祭り「曳き子おどり」を企画・振付指導 
2004年 NHK伝統和楽団の振付・所作指導
    及び海外公演出演 
2005年 実践女子学園TV講座「日本舞踊Ⅰ・Ⅱ」で
    講師・出演 
2006年 花柳瀧蔵師に師事 
2006年 タイ国プーミポン国王即位60周年記念公演にて
    タイ王立舞踊団と競演(東京フォーラム)、
    創作舞踊「羽衣天女」を発表、作:三隅治雄
    演出:伊藤釈 音楽:沢井比河流 構成振付:芦川芳子・西川大樹 
2006年 日本大学芸術学部演劇学科(NANA)主催「世界巫女研究学会」で、
    創作舞踊「巫女譜」を発表 
2006年 千葉こども歌舞伎アカデミーの講師となる 
2007年 創作舞踊「羽衣天女」をタイ国バンコクで公演 
2007年 花柳比奈代改め花柳貴比の名を許される 
2008年 子供達に和楽の楽しさを伝えるため、「和楽You」を結成 
2008年 「舞台創造研究所(柝の会)」にこども歌舞伎指導者として参加

パリ公演「広重八景」より

第三期 花柳貴比としての飛躍

2009年 第1回リサイタル「花柳貴比の会」開催
    於:青山 鉄仙会
2009年 子供達に和楽の楽しさを伝える
    和楽「YOU」結成
2010年 ポーランド ワルシャワ・クラクフ公演
    
浄瑠璃 新内節人間国宝 鶴賀若狭掾 団長   
2010年 第1回 文化庁支援事業「伝統文化こども教室」
    日本舞踊八王子主催
2011年 第2回 文化庁支援事業「伝統文化こども教室」
    日本舞踊八王子主催
2012年 7月ポーランド・ラトビア公演
    第3回 文化庁支援事業「伝統文化こども教室」
    日本舞踊八王子主催
2013年 第2回リサイタル「花柳貴比の会」開催
    文化庁芸術祭参加
    第30回「ひなの会」開催 国立小劇場 
2014年 11月パリ公演
    第4回、第5回 文化庁支援事業「伝統文化こども教室」日本舞踊八王子主催
2015年 第6回 文化庁支援事業「伝統文化こども教室」日本舞踊八王子開催
2016年 第7回 文化庁支援事業「伝統文化こども教室」日本舞踊八王子開催

2018年 第3回 「花柳貴比の会」(芸術祭参加作品)
    
第35回 「ひなの会」国立小劇場
    第8回 「伝統文化子供教室」実施
2019年 第36回 「ひなの会」
    第9回 「伝統文化子供教室」実施

貴比ギャラリー

「6歳6月6日」 花柳貴比作
 
日本では、古くから伝統文化の習い事を6歳6月6日から始めると上達する『吉』とされて来ました。
その由来は、室町時代に能楽を大成させた世阿弥の書した『風姿花伝』にもあり、子どもの成長過程において、数えで七歳(満年齢の六歳)から始める事が適しているとあります。
また、縁起の良い言い伝えでは、指で六つ数えますと、六つ目に、小指が立ちます。即ち『子が立つ』→『自立する』『出世する』と言った願いをこめた意味もあります。
中国から渡った言葉の中にもその語源が含まれています。
出世魚の『鯉』を六六魚と呼びます。
重ねるという縁起。将来への希望と願い。そして子どもの成長に最も適した年齢。といった理由です。
こうした数々の親が子へ託す思いや願いは今も昔も同じ、日本の伝統文化を学ぶ中から現代に適応してた様々な事を学ひ伝えて参ります。
 
古典芸能を学ぶ事を『稽古』をすると云います。
稽(考える)古(いにしえ)
本の古典芸能は先人から伝えられた知恵の宝庫です。
日本古来からの伝統芸道、武芸の修行と練習の事をこう呼びます。稽古の稽は、『考える事』。また、『繰り返し重ねる』という意味もあります。繰り返し重ねる事が自己の確立。そしてその過
程でそれぞれが体感する創意工夫。それこそが目的地に到達するまでの、子どもの成長です。
また、外から見ている親も、その成長過程を共に体感でき堪能できる素晴らしいものです。